ゴルフの練習の帰り道・・・ 車を走らせていると、スーツ姿でうろうろしている営業マンを発見!
この暑い中、スーツですか(・・;)
近藤式スキャナーで ピピピピピピー スキャンしてみたw
あっ・・・あれは、不動産屋の新人営業マンだなぁ~。
●スキャンデーター
基本情報 性別♂ 年齢20代前半 痩せ型
不動産営業マンレベル 1LV
HP 30(細すぎて体力は少ない)
SP 80(頭は良さそう)
取得スキル 普通免許のみ 宅建勉強中2年後に宅建スキル取得予定
現在状況 物件調査中 おそらく杭と越境の確認だと思われる。
私は、その可愛い不動産営業マンちゃんに声をかけた。
私 『こんにちは、暑いですね~。』
営業ちゃん 『暑いですね~ あっ・・・どうも・・・こんにちは』
私 『俺、近所の者なんだけど、暑い中スーツ姿で何してるの? そんな格好で外にいると汗疹だらけになるよ。』
営業ちゃん 『仕事で・・・調査を・・・しています。』
不動産の調査と言わない=教育されているなぁ~と思いました。
私 『最近、空巣とか多いからな~・・・もしかして空き巣? 冗談だよ・・・ そういうタイプじゃないな~。あぁ、農協か市役所の人だね。ご苦労様です。』
どう見ても不動産屋の新人営業だが役所とか言ってみました。
営業ちゃん 『役所関係じゃないですけど怪しい者じゃないです。。。』
私 『そうだよね~。どう見ても不動産屋の新人営業さんだよねw もしくはハウスメーカーさんの新人さんだなw』
営業ちゃん 『・・・・・はい・・・ 不動産会社ですが、何でわかったのですか?』
私 『そんな暑苦しい格好で、土地見てるのは、不動産屋しかないでしょw』
『その土地売り物なの?』
営業ちゃん 『・・・・・・・ い・・・いえ、まだ売るかどうかわからないですけど、査定をするために調査をしているのです。』
私 『そっかぁ~♪ そんな調査の仕方では、他業者に抜かれるよ!』
『この業界は、恐ろしい魑魅魍魎が沢山住んでいるから気をつけなきゃいけないよ! もう少し上手に調査しようね。』
『まず、専任もらう前の査定調査で、土地の隅に座り込んで、杭をツンツンしてたらダメだよ。 土地の前を歩いて通過しながら横目で見て全部頭に叩き込むんだ!』
『どうしても杭がわかんなくて調べなければいけないときは、なるべく目立たないように調べるんだよ!』
営業ちゃん 『何でですか???』
私 『だからぁ~~~・・・さっきも言ったけど、きみのやり方だと、一目でこの土地が売り物だと分かってしまうんだ。 他の不動産屋が見ていて、抜きにいったらどうするつもり?』
営業ちゃん 『そんなことをする人いるんですか?』
私 『うん! いるよ! まあ、こんなところで立ち話もなんだし、俺も少しくらいなら時間あるし、喫茶店でも行くか?』
営業ちゃん 『い・・いえ、け・・・けっこうです。』
私 『あはは~ 大丈夫だよ! きみに自衛隊の勧誘したり、英会話教材売りつけたりしないから~ あははwww』
『暑いし、ここで知り合ったのも何かの縁だし、ここ真っ直ぐ行ったところの左側の喫茶店にいるからさ~。 この辺のこと教えてあげるから、よかったらおいでよ。』
営業ちゃん 『は・・・はい ありがとうございます。』
喫茶店でマージャンゲームをやっていると、営業ちゃんが来た。
緊張した様子で座って、店員さんにアイスコーヒーを頼み、私のマージャンを見ていた。
私 『きみ、マージャンわかるの?』
営業ちゃん 『いえ、わかんないです。』
私はマージャンゲームをやめた。
私 『このくそ暑いのにスーツくらい脱いだら? 滝のように汗かいてるから、まずは汗ふけよ!』
営業ちゃん 『いえ、上司が不動産屋は仕事中スーツを脱いではいけないと教えてくれました。』
私 『ほぅ~ たぶん上司が今の状況なら脱いでると思うよ。 ごめんな~ 俺、ゴルフの練習帰りで、短パンとTシャツだわw』
営業ちゃん 『いえいえ・・・』
私 『じゃあ、そろそろ教えてやるか~w』
『あそこは調整区域の宅地なんだよ~。 昭和何年に宅地になってる?』
営業ちゃん 『えっと~ ちょっと待ってください・・・ えっと・・・。』
私 『もういいや、ほら、謄本貸して・・・。 ああ、これは昭和43年に地目変更してるから、一般の方が買っても簡単に再建築できるんだよ。 まあ、坪25万円くらいでいいんじゃない?』
営業ちゃん 『そ・・・そうなんですか・・・ 宅地なのに家を再建築できない場合もあるのですか???』
私 『ん~ 不動産業者なのに・・・素人みたいなこと聞くんだな~。 45年の線引き前か後かの問題なんだけど、詳しくは上司に聞きなさい!』
『仲介査定坪25万円 販売開始価格は坪27万円くらいでいいと思うよ。 おそらく売主さんは坪30万円で売りたいと言うだろうけどね・・・・w』
営業ちゃん 『えっ、すごいですね。 売主さんとは、まだ電話で話をして査定のお願いをされただけなんですが、30万円で売りたいと言ってました。 何で、わかるんですか?』
私 『だって、俺、近所の不動産屋だもんw このあたりの人は30万ってのが相場だと思っているんだよ。』
営業ちゃん 『えっ、不動産屋さんなんですか? 同業じゃないですか・・・。』
私 『うん、そうだよw 俺、言わなかった??? 今さら・・・今まで何だと思ってたの?』
営業ちゃん 『へぇ~~~ 失礼ですけど、そういう格好で仕事をされている不動産業者は見たことがないので、不動産に詳しい近所の人かと思っていました。』
私 『俺だっていつもはスーツだよ! さすがに、短パンとTシャツで仕事する不動産屋はいないでしょ? ゴルフの練習帰りなんだよ!』
『まあ、この件だけど、俺は、抜いたりとかしないから、安心してよ! 抜く奴なら、わざわざキミと茶飲んだりしないでしょw』
営業ちゃん 『は・・はい・・ありがとうございます。』
私 『アリガトウゴザイマシタ言うとこ違うヨw』
それから、しばらく不動産話をしたが、まだ何も知らない新人さんで、すごく新鮮で可愛い感じでした。
不動産を知らないというか、社会がわかっていないのだけど、妙に素直というか真面目というか・・・ ほっとけないタイプでした。
喫茶店から出て、車に私が乗り込むと、営業ちゃんが駆け寄ってきて、『すみません。 どちらの不動産業者の方でしたっけ? 名刺あればいただけますか?』と言ったのです。
普通、もっと前に聞くでしょうw
↑この、ピントがズレている感じが可愛くないですか?
他社の不動産屋さんの査定の手伝いをした形になってしまったわけですが、なかなか面白かったです。
今日の営業ちゃん、今の素直さと真面目さが変わることなく成長して行くといいな~と思いました。
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