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200年住宅に思う。1。

紀州六代大彦の家づくり日記



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最近話題の200年住宅

政府の肝いりで始まる、プロジェクトでございます。

まだ、走り始めたばかりで、お国が結局どういう事をお考えになっているのか?はっきりした事は、よく分かっていないですし、このプロジェクトに、さほど詳しい知識はございませんが、

お客様から有難いリクエストも頂いた事ですし、ちょこっと頑張って、記事にしてみましょうか(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

200年住宅

とは、なかなか刺激的なタイトルで、その計算根拠も分っていませんが、

何にしろ、住宅の平均寿命が30年もない「今の」日本の家づくりにとっては、できるだけ長持ちするお家を。って流れはよろしい事だと思います。(なんてのんきに考えています)

だって、「家づくり」こそ、その国の文化なのですから。

・・・・・・

さて、うちは古くから、家づくり業をさせてもらっていますが、

うちの先代や先々代が携わらせてもらったお家で、今でも健在なお家。

その中で一番古いお家でも、100年弱。

うちが建てたお家ではないけども、リフォームをさせて頂いた古いお家でも、最高は100年位。

お寺では、それ以上もありますが、

こと住宅に限りますと、僕が工事現場(床をめくったり壁をめくったり天井裏を見たり)を見た事があるのは、

100年マデです。

200年経った住宅は分りませんので、100年で考えましょうか。

だけど、言葉にするのは簡単でも、ホント100年って並大抵の事ではありません。

だから、広告等で簡単に100年住宅等とうたっているのを見ると、そんな簡単に100年なんて言葉使うべきじゃないよ。とよく思ったものです。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

屋根材にしろ外壁材にしろ、雨の多い・そして多湿な日本では、メンテナンスなしで100年・200年と持つ材料はまずないでしょう。

必ず修理や修復が必要です。

更に言うなら、メンテナンスをしたからと言って、100年持つ材料という事になれば、良い日本瓦であったり、きっちりとしたしっくい壁であったりと、これまた少ない。

今の家づくり界で主流な材料は、まずもたないでしょう。

そうなると、交換が必要になってくるわけ。

更に、給水や排水などの設備関係も絶対に交換は必要なのだから、、

100年住宅でも200年住宅でも、「交換できる。」という考え方が肝要なのだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうなると、一般的には、外壁でも屋根でも、交換・やり替えが必ず起こると考えた構造である事がまず基本ですよね。

まずもって、根本の構造がもたないのでは話にならないですから。

となってきますと、

外壁材を取り付ける事によって、初めて構造強度がでる

外壁に合板を張って固めて初めて構造強度がでる

という、メーカーさんに多い考え方では、

この日本、関西では、

100年・200年というのは、まず根本的に無理があるのではと思います。

だから、柱や梁など(筋交い)裸の姿で、構造的にもつ。という事が、大切なんじゃないかと、勝手に思っています。

極端な話。

外壁材がボロボロになっても、構造はもつ。なら、「交換」に耐えうるけど、

外壁材や外壁につぐ材料がボロボロになると、構造もダメ。では、そもそも「交換」=100年住宅という考え方ではないのではなかろうかと。思います。

・・・・・・・・

また、軽量鉄骨の錆の問題をどう考えるのか?100年ってスパンでそもそも考えられないでしょう?

って問題もあるし、

住宅レベルの鉄筋コンクリート造が、この雨の多い日本で、100年ももつのか?

そもそも鉄筋コンクリートが生まれて、200年も経っているのか?

って話もあります。

その点、1000年以上もっている実績のある、木造建築なら大丈夫。

と言うと、贔屓するな。って言われそうで(笑)

やはり木造でも、白蟻はどうするのか?木も腐るじゃないか!って意見もあるでしょう・・・・・・

まあ、この辺をじっくり説明する記事をつくる馬力がございませので(笑)、、、

ただ、

まあ木造なら、実際の現場を見たり、また文化財級の修復現場を見せてもらったり、素晴らしい先人の教えなどから、

きっちりとしっかりと考えて、当たり前に造れば、構造が100年以上もつのは大丈夫だろうと確信してます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局、何を言ってるのかよく分からない記事になりましたが、

また次回へ続く。

という事で、ご勘弁を(笑)

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紀州六代大彦の家づくり日記

「紀州六代大彦の家づくり日記」のプロフィール

daihiko-hiroさん

老舗工務店の考える「いい家」づくり。 「心地よく美しい、佇まいの良い家」を目指して。設計の事・現場の知恵、発信中です。

明治初年より「心地よい家」に取り組み続けている大彦。七代目が、建築家として、設計・建築・お客様との打ち合わせで考える事。社員大工・職人さん達との、家づくり現場での出来事。等を書き綴っています。

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